うどん屋にて

2014/12/17

塾の仕事は毎日深夜を過ぎる。ということで、だれかと外食にいく機会もなかなか無いのだが・・・

久しぶりに中学時代の友達とうどんを食べた。そこでの会話

友「いやぁ、あのときのおまえはがんこだったなぁ・・・」

私「いつよ?」

友「M先生に、宿題をする気はないと言いはったとき。」

…彼は少し誤解をしているが、私は宿題をしないと言いはったわけではない。
中1の夏、担任はM先生だ。
その時私は夏休みの宿題をやっておらず、ものすごい剣幕で怒られた。その中で、いついつまでにやってこいと言われ、私は返事をしなかった。M先生はものすごく恐い。私が人生で最も恐怖する相手であり、最も尊敬する先生である。

やっと出た言葉は、「できない約束はしません」だった。

怒りの鉄拳が来るかと身構えていたが、超恐いM先生は笑って「大したやつだ」と言ってくれた。

私はたまに生徒たちにこの話をする。
何も悪ガキだったと自慢する気はない。

元来私は言ったことを引っ込めるとか、曲げるとか、そういうことが大嫌いな性分で、その時の私にはどうしても約束をすることができなかった。そこで出たセリフである。
私は自分の能力や性格と真面目に向き合うような子供だった。
M先生もおそらくそのことをわかってくださっていたのだろう。
自分の中で一貫した意思を持ったことは、認めてくれたのである。

怒られてばっかりだったり、できないことだらけだと、自分のすべてがダメであるかのように錯覚してしまう。しかし、どんな人間にもいいところはあるし、勉強で言えば、比較的得意なものも必ずあると私は信じている。そこを見つけて、認めてあげることが、子供達を伸ばすと考えている。

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